起業を「目指すこと」を決意した瞬間。

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こんにちは。

司法書士の熊木です。

 

先日クライアントさんと飲んでいるときに、

起業を「目指すこと」を決意した瞬間、という話になりました。

「起業を決意した瞬間」ではなく、起業を「目指すこと」を決意した瞬間です。

 

 

私は中学2年生あたりから、ぼんやりと、

将来は自分で会社を経営するか、

もしくは、何かのプロとして独立して生きていきたい

と考え始めたのですが、

それが高校時代の「ある瞬間」を境に、具体的な目標となったのでした。

 

それは、

高校1年生か2年生の深夜、

サッカーのUEFAチャンピオンズリーグの決勝戦を見ていたときのことです。

 

スペインのレアル・マドリードが、

バイエルンかバレンシアかユヴェントスあたりと戦った試合だったと思います。

 

かなり拮抗した接戦で、緊張感張り詰める試合展開の末、

レアルマドリードが勝ちました。

 

試合終了のホイッスルが鳴る直前、

レアルマドリードのセンターバック、イエロから、左サイドバック、ロベルト・カルロスにボールが渡り、

そして、ロベルトカルロスが左サイドをドリブルで駆け上がろうか

と加速を始めたときに試合終了の笛がなりました。

 

その瞬間、ロベルト・カルロスがボールを両手で拾い上げ、

喜びを爆発させて、ボールを上空に高く蹴り上げ、

そして、

カメラは高く上がるボールにあわせて、

レアルサポーターが歓喜するスタジアム全体が映る高さまで引き上げられました。

 

この瞬間です。

「せっかくの一回きりの人生、

これほどに喜びが爆発する瞬間を持つ人生にしたい」

と思ったのです。

 

そして、

その瞬間を境に、

自分でリスクを背負い、でもその代わりにリターンがすべて自分に返ってくる起業というものが、

具体的な目標となったのでした。

 

起業して十数年が経ちましたが、

やはり起業して良かったと思っています。

しんどい時期もありましたし、今も時々ありますが、

後悔はありません。

 

起業することはほぼ決意しながらも、

最後の一歩を踏み出せない方に、

小説家村上龍の刺激的な言葉を送ります!

「趣味の世界には、自分を脅かすものがない代わりに、

人生を揺るがすような出会いも発見もない。

心を震わせ、精神をエクスパンドするような、失望も歓喜もない。

真の達成感や充実感は、多大なコストとリスクと危機感を伴った作業の中にあり、

常に失意や絶望と隣あわせに存在する」

 

ちなみに、

その後、私が「起業することを決意した瞬間」は、

新婚旅行先のオーストラリア、シドニーの街中のカフェでラテを飲んでいるときでした。

ラテを飲みながら、待ちゆく人を眺めているとき、

ふいに「今しかない!」と直感し、

そしてその勢いで帰国後にすぐ独立開業したのでした(24歳の夏です)。

 

それではまた。

 

2016年10月14日

司法書士 熊木 雄介
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