ラブアン就労ビザの更新について。

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ラズベリー・パイをテレビに繋ぎ、パソコンとして使っています。

こんにちは。

司法書士の熊木です。

 

ラブアン法人の就労ビザは、基本的には、

  • 有効期限2年
  • ラブアン島と西マレーシアに居住できる
  • 更新可能

という条件で発給されます。

 

2年後の更新申請のタイミングは

遅くても有効期限の3ヶ月前までには申請をする

というルールとなっております。

 

更新の際にチェックされる事項としては、

  • 資本金が払い込まれたかどうか
  • 就労ビザ発給要件である給料(月1万リンギ)が払われているかどうか
  • ラブアン法人のビジネスがアクティブに活動しているか
  • その就労ビザホルダーが引き続き、マレーシアに滞在するビジネス上の必要性があるかどうか
  • 個人所得税を申告しているか
  • 法人税を申告しているか
  • ラブアン法人の年間更新料を遅れずに払っているか

というあたりが審査されます。

 

更新申請の際に必要な書類は、利用するラブアン信託会社の方針によって異なりますが、

一般的には、

  • 資本金を払い込んだことを証する書面(Bank Statementなど)
  • 直近3ヶ月分の給与明細
  • 直近3ヶ月分の個人口座のStatement(給料が振り込まれていることを証するため)
  • 英文ビジネスプラン
  • 認証済みパスポートコピー
  • 証明写真(背景白色のもの)
  • 英文卒業証明書
  • 英文履歴書
  • 婚姻証明書や出生証明書 ※扶養家族ビザDependent Pass を更新する場合
  • ラブアン法人の事業実体を示す書類(取引先との契約書、請求書など)
  • ラブアン島の住所証明書(オフィス住所、居住用住所)

などです。

 

以前はもっとシンプルだったのですが、

今は上記のような、新規申請時に求められる書類に加えて、

Bank Statementの写しや取引先との契約書など、多くの書類が求められるようになってしまいました・・・。

 

就労ビザ更新をお考えのクライアント様は

お早めにご準備を開始されることをお勧めいたします。

上記の通り、

給料の支払いの事実に関して、3ヶ月前からのものが少なくとも求められますので、

ラブアン法人の口座から個人口座へ給料を毎月支払っていないクライアント様は

最低でも更新申請をする予定の月の3ヶ月前からは毎月払込みをしていただく必要があります。

(上述の通り、更新申請は有効期限の3ヶ月前までに申請する必要がありますので、

給料の振込は、遅くとも、有効期限の6~7ヶ月以上前から初めて頂く必要があります。

もちろん、できる限り早い段階から、毎月払い込むことがベストです。)

 

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雑記: Raspberry Pi Model 3

自分用のラズベリー・パイ(Raspberry Pi Model 3) を買いました(上記写真)。

マレーシアでは、冷却ファン付きケース、SDカード、電源、HDMIケーブル併せて、

合計270リンギ(約7000円)でした。

わずか7000円ですが、

自宅のテレビ、マウス、キーボードを接続すれば、

普通のパソコンのようにウェブ・ブラウジングをしたり、

Pythonでプログラミングをしたり、

動画を見たりすることが可能です。

Raspbian OSを入れれば、

はじめからPythonなどのプログラミング環境が用意されており、

プログラミングで操作できる MineCraft Pi が無料で入っていますので

子どもさんのプログラミング教育には最適です。

そして

普通のパソコンと違い、

LED、ADコンバータ、センサ、サーボモーターなどの電子工作のパーツをつなぐことで

電子工作を簡単に楽しめる点が男のロマンです。

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それではまた。

2017年4月26日

司法書士 熊木 雄介
Email: info@office-kumaki.name

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