こんにちは。
司法書士の熊木です。
私が普段使っているパソコン、AsusのEeebook X205TAがあまりにも素晴らしコストパフォーマンスなので、
シェアさせていただきたいと思います。
日本にいた頃はMacBook Air を使っていたのですが、
ガジェット収集が趣味の私としては、近年のApple製品の変化の無さが物足りなくなり、
マレーシア移住後は、Windowsパソコンを物色するようになりました。
Windowsは楽しいですね。
メーカーごとに特徴がありますし、価格帯も幅広く、値段の割に性能が良いものを探したり、
2 in 1 タイプとか、指紋認証とか、ディスプレイが360度回転したりとか、Apple製品にはない楽しさがあります。
そして、日系メーカー、外資系メーカーと色々と物色し、色々と試しましたが、
最終的にいまメインマシンとして使っているパソコンは、
台湾メーカー、ASUS(マレーシアでは、エイスースと呼びます)の
EeeBook X205TA
公式ページ: https://www.asus.com/jp/Notebooks/ASUS_EeeBook_X205TA/ )
です。2015年の秋頃に購入しました。
上記リンク先ページの機体は、ホワイトカラー、記憶容量は32GBとなっておりますが、
私はマレーシアで買ったシャンパンゴールドのタイプ、保存容量は64GB、メモリは2GBのものを使っています。
CPUは上記リンクと同じAtomのものです。
このパソコンのCPUは、2016年現在の基準では最低ランクに位置づけられるものですが、
保存容量が(スピードの遅い)HDDではなく、SDDに近いスピードをもつeMMCが使われており、体感速度は十分に軽快です。
Windows10 ももちろん問題なく動作します。
Windows10は起動もシャットダウンも早いですので、カバンからさっと取り出してすぐに使えます。
本体の重さはわずか980グラム、
そしてバッテリーが10時間近くもつので、電源ケーブルを持ち運ぶ必要もほとんどなく、
そして電源ケーブルを持ち歩く必要がある際でも、そのケーブルが非常にコンパクトで軽量なので、
外に持ち歩こうという気にさせてくれます。
私はクアラルンプールのPlaza Low Yat というITモールにて、
この製品をわずか850リンギット(=約25000円)でゲットしました。
安いので、故障覚悟でケースもつかわず、カバンに裸で放り込み、
ガシガシとハードに使用することができる点もこのノートパソコンを気に入っている点です。
当初はサブマシンとしての位置づけで購入したのですが、
上記の通り、ガシガシと軽快に使えることが快感で、
いまは出先や自宅だけでなく、オフィスでもこれをメインマシンにしています。
メインマシンとして使うにはディスプレイが小さく、作業効率が悪くなりますので、
オフィスにいるときは、以下の21インチディスプレイをHDMIのケーブルでつないで、
デュアルディスプレイの環境で仕事をしています。
動画編集をしたり、3Dゲームをスムーズに動かしたいという要望に応えられるマシンではありませんが、
ワード・エクセルやウェブサイトでの調べもの、Youtubeなどでの動画視聴などの用途であれば、
私の感覚ではほとんど問題を感じることはありません(サクサクとまではいいませんが、十分実用に耐えるレベルです)。
私はAppleがLC3というマッキントッシュパソコンを出していた頃からのPCユーザーなのですが、
思うに、
ワードやエクセルやウェブブラウジングなどのような基本的な作業を快適に行うためのCPU性能は
すでに数年前のパソコンでも十分に有しており、
いまの基準では最低レベルに位置づけられるAtomやCeleronのようなCPUでも、実は普通の用途には十分なのです。
パソコンの体感速度は、CPUの性能だけでなく、メモリ、保存容量、GPUなど、様々な要素によります。
CPUを最新のI7 のPCを購入したとしても、
その保存容量としてHDDが使われていれば、そこがボトルネックとなり、
(I7に比べると低スペックに位置づけられる)I3のCPUとSDDを組み合わせたパソコンに体感速度で負ける可能性もあります。
体感速度をあげる最もコストパフォーマンスの高い方法は、
CPUを上げることでもなく、メモリを増量することでもなく、
保存容量をHDD(ハード・ディスク・ドライブ)からSDD(ソリッド・ステート・ドライブ)に変更することです。
SDDは、早いだけでなく、省電力なのでバッテリー長持ち、そしてHDDに比べて熱を持ちにくいというメリットもあります。
いまパソコン購入を検討されている方は、
CPUをいいものにすることにお金をかけるよりも、HDDをSDDにすることにお金を使っていただいた方がよいかと思います。
我々司法書士のような仕事であれば、
このASUSパソコンでも足りないことはないですし、
少しスペックを上げるとしても、CPUはI3、メモリは4GB、記憶容量は128GBのSSD、これくらいあれば十分です。
日本メーカーだけでなく、ASUSのような外資系メーカーまで選択肢に広げれば、
この少しスペックをあげた条件で探すとしても、6~8万円前後で十分に選択肢があるかと思います。
そして浮いたお金で外部ディスプレイを2万前後で購入すれば、
十分に快適な仕事環境が手に入るかと思います。
なお、いまこの記事を書いている2016年9月4日の時点では、
すでに私が使っている機種の後継機種として
VivoBook E200HA
https://www.asus.com/jp/Notebooks/ASUS-Vivobook-E200HA/
が発売されているようです。
ぜひご検討してみてください。
それではまた。
2016年9月4日
司法書士 熊木 雄介
Email: info@office-kumaki.name
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