【ラブアン法人】中国人、韓国人等を役員や株主にする場合の注意事項

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神戸へ帰省中、子どもたちと行ってきた須磨海浜公園の写真です。しばらく行かないうちにきれいになってますね。

 

こんにちは。

KSG Holdings Ltd.の司法書士 熊木です。

 

ラブアン法人を設立する際、

もしくは、既存のラブアン法人に取締役や株主を追加する際には、

その新役員/株主に関して、ラブアン信託会社によるバックグラウンドチェックが行われます。

 

バックグラウンドチェックでは、

犯罪歴がないか、

政治家と関連した人物ではないか

等について

データベースに照合してチェックします。

 

データベースに照合する際は

パスポート上の氏名で検索をかけ、

同姓同名のブラックリスト該当者があれば、

それらのブラックリストをひとつひとつチェックし、

クライアントのブラック情報ではないことを確認していきます。

 

このブラックリストチェック、

日本人の場合は同姓同名がそもそも少ないので作業も少なく、スピーディーに疑念が晴らせるのですが

韓国人や中国人の場合、

非常に多くの同姓同名者がおりますので

100件以上の同姓同名のブラックリスト該当者がヒットし、

それらひとつひとつをチェックするのに時間を要し

法人設立や役員追加が遅れることがあります。

 

したがいまして、

ビジネスパートナーである中国人や韓国人(やその他同姓同名が多い国の人)を役員や株主に含めることを検討されている場合でも、

スピーディーな法人設立が最優先の場合は

ひとまず日本人のみで法人を設立し、

銀行口座開設まで完了させ、

その後に、それらの方々を役員等として追加する、

という方法をご検討いただくのも良いかと思います。

 

それではまた。

2017年8月15日
司法書士 熊木 雄介
Email: info@office-kumaki.name

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