「書店へ行くと無意識にカゴ一杯に本を買ってしまう病」は、
マレーシアに来ても治る気配がありません。
過剰な読書は自分で考える力を奪うと思っているので、
今年こそ量を抑えようと思っていたのですが、、、。
上の写真は今日無意識に買った本の一部（他は法律書以外）。
昨日も同じくらい買いました（買っていました）。
今日はミッドバレーメガモール Mid Valley Megamall の MPH Book Store に行ってきたのですが、
ここは法律コーナーが充実していて良いですね〜(^^)
法律書をゲットするには、KLCCの紀伊国屋書店かここですね。
以下、今日買った本をご紹介。
マレーシア憲法の解説書です。
第３版とのことなので、憲法解説の定番書なのかもしれません。
『An introduction to The Constitution of Malaysia Third Edition』
マレーシアのリーガルシステムの解説書。
上記の憲法解説書と併せて、マレーシアリーガルシステムの全体をしっかりと把握したいところです。
『General Principles of The Malaysian Legal System』
カンパニーセクレタリー向けの実務本。
カンパニーセクレタリーの仕事は司法書士業と類似しているので、会社法の本を読むよりも、こちらを読む方が会社法の理解が早いかと想い購入。
相続法の条文集。遺言が無い場合の相続分が規定されています。日本の相続法とは法定相続人や分配割合が違います。
『Inheritance (Family Provision) Act 1971 (Act 39) & Distribution Act 1958 (Act 300)』
遺言検認手続きと相続手続きの条文集。遺言無しで亡くなった場合、ここに規定されているadministrationというとても面倒くさい手続きを経なければ預金を引き出したり、不動産の名義変更をすることができませんのです。
『Probate And Administration Act 1959 (Act 97) & Regulations』
Powers of Attorney と遺言に関する条文集。
マレーシアでは遺言作成は必須！ 上記のとおり、マレーシアでは遺言を書いておかないと非常にややこしい相続手続きになります。
この部分は現地弁護士と協力して、マレーシアの遺言作成からお亡くなりになった後の遺言執行までしっかりとサポートする仕組みをつくっていきたい。とくに日本の財産の遺言執行とマレーシアの財産の遺言執行との舵取りをする役割を担いたいと思っています。
『Powers of Attorney Act 1949 (Act 424) & Wills Act 1959 (Act 346)』
ムスリム以外の家族法に関する解説書。ムスリムの家族法は別にあります（これもすでに買ってます）。
『Family Law For Non-Muslims In Malaysia』
弁護士が答える不動産購入に関する問答集。
自分は買う予定はないですが、不動産購入周辺の法律実務を知るために購入。
『40 More Questions you should ask your lawyer before Buying A Residential Property In Malaysia』
ローンを払えなくなった時の銀行との戦い方。
専門家が書いた本ではないですが、裁判手続きの実体験が書いてあったりするので、読み物としてとても面白い。
『How To Represent Yourself in Court to Fight Banks』
マレーシア版、良い弁護士の探し方。
日系企業や日本人に代わって、ケースバイケースで弁護士を探してあげるサービスもしたいと思っているので、参考に購入。
『What Every Good Lawyer Should Know』
マレーシアへ来て今日で三ヶ月。
なんだか早くも色々と忙しくなりそうな気配がしてきました。
買いそろえた書籍の出番がますます増えるように頑張ります！！
司法書士 熊木 雄介
Mail: info@office-kumaki.name
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