『流出する日本人 ー海外移住の光と影』中公新書。ラブアンのことを少しお話しさせていただきました。

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こんにちは。
KSG Holdings Ltd.の司法書士 熊木です。

昨年(2023年)の秋、メルボルン大学准教授の大石奈々先生からお声がけいただき、日本人の海外移住をテーマにした書籍をご執筆中とのことで、私からはマレーシア移住やラブアン制度の現状などをお話しさせていただきました。

様々な国の方々にインタビューを実施されておりますので私がお話ししたことが掲載されているのはマレーシアやラブアンに関して言及がある部分のみではありますが、この度、中公新書として発行された旨のご連絡をいただきましたので、このブログでもシェアさせていただきます。

当ブログを読んでいただいている方々にとっては非常に興味深い内容かと思いますので、
ぜひご一読ください。

おそらくマーケティングの観点から書籍の帯では「リスク」と言う文言が強調されていますが、
本の中では移住のメリットとデメリットの両方がバランスよく書かれていますので、今後、移住をお考えになる方の参考になるかと思います。

流出する日本人―海外移住の光と影 (中公新書)

(本書紹介文より引用)

日本人の海外「流出」が注目を集めている。ワーキングホリデーの若者、子育て世代、富裕層、技術者や研究者、リタイア世代。日本をなぜ離れるのか。海外移住にはどんなリスクがあるのか。移住研究の第一人者が、当事者へのインタビューやデータをもとに実態に迫る。自由な環境で実力を発揮する人々から、悪徳業者に騙される若者、帰国したくてもできない離婚者まで、海外で暮らす人々の明暗と日本への影響。

(引用ここまで)

上記のインタビューの中でもお答えしたのですが、最近またマレーシア移住のお問い合わせが増えており、非常に忙しい状況となっております。

よくあるご依頼としては、「数ヶ月~半年以内にマレーシアに移住したい」というような場合、
MM2Hやマレーシア法人の就労ビザは半年から1年かかるうえに、
マレーシア法人就労ビザは申請するまでのハードルも高いうえに審査も厳しく、
MM2Hは改正が予定されているために今の条件で申請したものの審査途中で条件が変更になった場合にその申請がいったん凍結状態となってしまうリスクもあることに不安を抱えている方もいらっしゃり、
結果として、ラブアン法人で就労ビザ以外にあまり選択肢がない、ということで弊社に多くお問い合わせをいただいております。

ただ、ラブアン法人ルートで進める場合、MM2Hと違ってしっかりと実体のあるビジネスが必要ですし、法人の維持費もそれなりにかかりますので、万人にお勧めというものではありません。ラブアン法人が合っているかどうかは初回のご面談などでしっかりと事前にリスクや注意点などもお話していますので、そのうえでじっくりとご検討いただければと思います。

それではまた。

2024年3月21日

司法書士 熊木 雄介
Email: info@office-kumaki.name

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※ 弊社は、毎月複数件のラブアン法人設立、就労ビザ申請、法人口座開設をお手伝いさせていただいております。また、我々司法書士には守秘義務がありますので、安心してご相談くださいませ。

※ 匿名でのお問い合わせや十分な情報をいただけないお問い合わせにはお応え致しかねます。あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。

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