ラブアン島での投資銀行(Investment Bank)設立!?

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こんにちは。

司法書士の熊木です。

 

明日はマレーシアは祝日ですので

多少リラックスしております。

( 認可を待っているライセンス案件や就労ビザ案件がありますので完全には休まることはありませんが・・・。 )

 

今日は、老舗のラブアン信託会社の代表(弁護士)が私のKLオフィスに来てくれて、

色々と話しをしました。

 

この人、

ラブアン金融庁から招かれて、金融庁のスタッフのためのセミナー講師をつとめるほどのすごい人。

知識もノウハウも、さすが、私が今まで付き合ってきた信託会社の方々以上のものがありました。

ただ、フィーが非常に高いので、弊社クライアントさん案件で使うのは少し難しそうです。

 

とはいえ、私が今付き合っている信託会社では手に余りそうな、一部のライセンス案件については

安さよりも、多少高い費用を払ってでも、彼との協働が良いような気がしております。

 

先方から提案があったのは

ラブアン島での投資銀行(Investment Bank)設立。

 

投資銀行ライセンス取得のために求められる必要な資本金は1000万リンギット(約3億円弱)。

そして、この資本金は運転資金のために使うことは許されず、

運転資金は別途用意しなくてはいけません。

ラブアン島でのオフィス開設やスタッフ常駐はもちろん必要です。

 

ただ、この1000万リンギ相当の資本金を運転資金に使うことは認められないものの、

ラブアン金融庁が認可した投資商品を購入することは認められているようです。

 

私の理解もまだ不十分ですが

グループ内でラブアン・ファンドを設立し、そちらに投資し、

そこから他の投資を行うというようなことはできそうな印象でした(要確認)。

 

投資銀行設立を検討する場合、

初めから1000万リンギもの投資が難しい場合は

まずは、ファンドマネージャーライセンスを取得し、

ファンドマネージャーとして事業展開し、市場を調査した後、投資銀行を目指す、

ということも考えられそうです。

ファンド・マネージャーライセンスの必要資本金は30万リンギ(約900万円弱)です。

 

それではまた。

2017年5月9日

司法書士 熊木 雄介
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