マレーシアでの住宅探しは結構たいへん。余裕をもたせたスケジュール組みがおすすめです。

Thinkpad at San Francisco Coffee in Mont Kiara, KL

こんにちは。

KSG Holdings Ltd.の司法書士 熊木です。

 

何事もスムーズに進まないマレーシアですが、

それは不動産探しも同じです。

 

日本で不動産探しをする場合、

貸し出しや売り出しにでている物件は不動産屋さん同士のデータベース(レインズ)で共有されており、

どの不動産屋さんに頼むかにかかわらず、多くの物件にアクセスすることができます。

また、貸し出しに出ている物件の鍵を家主さんから不動産業者さんが預かっていることも多いため、

ひとつの不動産屋さんにお願いすることで、一日のうちに、多くの物件を次々と回ることが可能です。

 

対して、マレーシアの場合、

National Property Information Cetner(http://napic.jpph.gov.my/portal)

によって管理されている不動産取引に関するデータベースがあるようですが、

実際にこれまで何度もマレーシアで不動産業者さんにお願いしてきた経験からしますと、

日本とは完全に違い、

不動産業者A社に依頼した場合に内覧できる物件は、基本的にはそのA社が管理している物件(+その近しいネットワーク)にとどまります。

 

したがいまして、

たとえば、気に入ったコンドミニアムがあり、401号室を見せてもらったけれど

その内装や備え付け家具があまり気に入らず、他の部屋を見せてほしいとなった場合、

A社から見せてもらうことができるのは、そのA社が管理している部屋のみにとどまり、

同じコンドの他の部屋が貸し出しに出ていたとしても、その物件がA社の管理でなければ、基本的には内覧をすることはできません。

その場合、その他の部屋の不動産エージェントに別途連絡をとり、

アポを設定して内覧をさせてもらう、

ということが必要となります。

 

また、

マレーシアでは、自社で管理している物件であっても

家主が不動産業者さんに鍵を預けていない場合も多くあり、

不動産業者としては、内覧希望者からの連絡があってから、家主にコンタクトし、鍵を受け取りにいく

という作業が発生することとなります。

 

ですので、

すぐに今日のうちに内覧させてもらえない

ということもわりと多くあったりしますので、

一日のうちに効率よくいくつもの物件をまわることも日本ほどはスムーズにはいきません。

 

・・・というような事情がありますので、

マレーシアで住居探しを予定されている方は、

住居探しの期間を少し余裕をもって設定されておくことがお薦めです。

 

私自身の経験をお話しますと、

私がマレーシアへ移住した際には、

(今思えば無計画過ぎましたが)、

住居も決めずに、日本の家を引き払って妻子をつれてクアラルンプールにやってきまして、

ひとまずアパートメントホテルに1ヶ月滞在し、

 

そして、

その1ヶ月の前半二週間で子どもたちが通う幼稚園を決定し、

後半二週間でその幼稚園の近くのコンドミニアムを探しました。

 

後半二週間の住居探しでは、

いろいろな物件を見せていただきましたが、

よいコンドミニアムが見つかったと思ったら、蛇口から出てくるお水が茶色だったり、備え付け家具がボロボロだったり、

水漏れが多い物件だったり、デング熱が多発していたり、あまり趣味のよくない内装がされていたり、家主さんがあまりいい感じの人でなかったりと、

決め手にかける物件が多く、結果、2週間ぎりぎりで最後になんとか決定した

というような次第でした。

 

不動産業者さんは、

はじめのうちは日系の不動産業者さんにお願いしました。

移住当初の1ヶ月のアパートメントホテルも日系不動産業者さん経由で契約しましたし、

後半2週間の住居探しの際も、日系不動産業者さんにお願いするところからはじめました。

 

ただ、結局、その際には残念ながらその日系業者さんが管理されている物件と

我が家が希望する物件とでマッチするものがなく、

そこから先は、

マレーシアの不動産情報サイトで物件を検索し、

内覧したい物件を管理しているローカルの不動産エージェントに直接コンタクトをとっていく、ということをしました。

 

ご参考に、

マレーシアの不動産物件情報サイトとしては、

以下のふたつがよく利用されています。

iProperty

PropWall

どちらのサイトも、

希望するエリア、予算、住居タイプなどを選択すれば、

条件にマッチする貸し出し物件がずらっと表示され、

そして、その物件ごとに不動産エージェントの連絡先が表示されますので、

そのエージェントに連絡をとり、内覧のアポをとる

ということをします。

 

不動産業者さんの仲介手数料についても参考に書いておきますと、

ローカルの不動産エージェントさんの場合は家主側からのみ仲介手数料を受け取ることが一般的ですので

ローカルエージェントで成約した場合には仲介手数料は借主側は支払いが不要となることが多いです。

 

日系の不動産業者さんの場合は、

多くの場合は、日本での慣習と同じく、借り主側も仲介手数料が発生する

ということが多いと思います。

 

また、ローカルエージェントさんの場合は、

内覧に関しては費用は発生しませんが、

日系エージェントさんの場合は内覧に関してもコーディネート料を設けている業者さんが多い印象です。

日系不動産業者さんは、自社でエージェントライセンスをとって営業しているのではなく、

ローカルエージェントと提携し、自社の立ち位置としては不動産のコンサル業、通訳業などとして活動されているので

仲介手数料という名目ではなく、通訳料やコンサル料などの他の名目での請求となることが多いです。

 

なお、

コストを削減するという観点からいえば、

上記のような不動産サイトからローカルエージェントを利用した方が安くすみますが、

日系不動産業者さんが設定している「借主側の仲介手数料」や「内覧のためのサポート費用」などは

私の感覚からしますと、

日系の業者さんがローカルエージェントとの間に入ってやり取りしてくれる手間や

内覧のためにローカルエージェントや家主との間で鍵の受け取りやアポの調整などをしてくれる手間を考えますと、

まったく不当なものではないと思いますので、

日本語でのサポートや日本人によるきめ細かいサービスなどをご希望される方は

日系業者さんにご相談されるのがよろしいかと思います。

(同じく、マレーシアでマレーシア人との間に入って仕事をしている身からしますと、

日系不動産業者さんのご苦労が容易に想像できます)

 

ご希望であれば、

私のクライアントさんに不動産業者さんもおりますので

賃貸ご希望も購入ご希望も、ご紹介させていただくことも可能ですので、

お気軽にご相談ください。

 

それではまた。

2019年9月21日

司法書士 熊木 雄介
Email: info@office-kumaki.name

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