銀行から送られてくるバンク・ステートメントは要保管!

イスタンブール。

 

こんにちは。

KSG Holdings Ltd.の司法書士 熊木です。

今日はマレーシア・ラブアンの会計・税務における重要書類バンク・ステートメントについて。

 

バンク・ステートメント(Bank Statement)とは?

マレーシアの銀行口座には通帳というものはありません。

代わりに、Bank Statement(バンク・ステートメント)と呼ばれる取引履歴が、
毎月銀行から郵送されてきます。

このバンク・ステートメント、
受け取られた後にすぐに破棄される方もおられますが、
毎年の決算の際に必要となりますので
原本を保管しておいていただくか、
あるいは
原本を破棄されるとしても、スキャンを取っていただく等により電子データを残しておいていただく必要があります。

なお、オンライバンキングで過去の取引履歴を見ることはできますが、
今のところ、ほとんどの銀行では、数ヶ月前程度までしか遡れない仕組みとなっておりますので、
それ以上前の取引履歴を確認するためにはやはりバンク・ステートメントが必要となります。

また、最近数ヶ月の取引をオンライバンキングで出力できる場合でも、
マレーシアの会計士に会計帳簿作成を外注する場合には、バンク・ステートメントの提出を求められるのが一般的です。オンライバンキングの取引履歴に記載されている情報よりも
バンク・ステートメントに記載されている情報の方が多い場合が多いためです。
また、会計監査においては
改ざんできないかたちの書面のバンク・ステートメントの提出をAuditorは好みます。

なお、口座開設後、一切取引がない場合でさえも、
マレーシアの実務上は、
取引がないことを確認するために、会計士やAuditorは必ず、バンク・ステートメントを提出することが求めてきますので、
口頭で「取引はありません」と伝えるだけでは足りません。

 

バンク・ステートメントはどこに届く?

毎月のバンク・ステートメントは、
銀行口座開設の際に銀行に登録した「郵送先住所(Mailing Address / Correspondence Address)」に届きます。

弊社クライアントさんの場合、
口座開設申請時にマレーシアに住所をお持ちであった方の場合、
そのマレーシアの住所を郵送先住所として登録されることが多いです。
この場合は、ご自身のご自宅の郵便受けに、普通郵便で毎月バンク・ステートメントが届いているはずです。

口座開設申請時にマレーシア国内にまだ住所をお持ちでなかった場合、
Company Secretaryであるラブアン信託会社(Labuan Trust Company )のオフィス住所を
郵送先住所として登録していることがほとんどです。

その場合、ラブアン信託会社にバンク・ステートメントが毎月届いていますので、
定期的に、ラブアン信託会社からEメールでその旨のお知らせが届いているはずです。
ラブアン信託会社の方で開封してスキャンを取り、Eメールで送ってもらうこともできますし、
開封せず、そのままご希望のご住所へ郵送してもらうことが可能です。

 

すでに破棄してしまった場合は?

もしすでに破棄してしまった場合には、
銀行へご依頼いただければ再発行してもらうことは可能です。

再発行の手続きは、銀行ごとにも違いますし、支店や担当者ごとにも違いますので、
まずは、担当の支店、担当者等にご確認ください。

メールやり取りのみで再発行してくれる場合もあれば、
再発行リクエストのレターを会社側で作成し、その提出を求めてくる銀行もありますし、
支店へ出向くことを求めてくる場合もあります。

 

それではまた。

2019年1月29日

司法書士 熊木 雄介
Email: info@office-kumaki.name
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