【ラブアン法人】最近の就労ビザの認可状況について。

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こんにちは。
KSG Holdings Ltd.の司法書士 熊木です。

「MM2Hの承認が2020年末まで凍結」というニュースが8月初旬にあったことも影響し、
「マレーシアはロックダウン中とのことですが、
ラブアン法人の就労ビザも凍結されてしまっているのでしょうか?」
というようなお問い合わせをいただくことが多い昨今ですが、
今のところ、ラブアン法人の就労ビザに関しては
最近申請したケースでも認可を得ることできています。

昨日も、7月中旬に申請した案件の認可が届きました。
(申請件数が少ないからか、以前に比べると申請から認可までが少し早い印象です。)

ただ、認可された後、マレーシアに入国できるのかという点はまた別の問題でして、
すでにビザを持っている人の入国に関してさえも制限がある状況であるうえに、
その入国のルールが二転三転していますので、
ビザの認可を得た後、いつ、どのようにしてマレーシアに入国できるかは
今の時点では確たることはわかりません。

たとえば、今からビザ申請に向けて着手されるとした場合、
いまの時点のルールではビザが認可されれば入国できるルールであったとしても、
将来、ビザが認可された時点の状況次第では、
すでにマレーシアのルールが変わってしまっており、
すぐには入国はできないというようなことになってしまうリスクはあります。

なお、今の時点のルールとしては、
ビザの認可された方に関しては、一定の手続きを経ることで入国が可能とされていますが、
その手続きルールがコロコロと変わるような状況が続いているうえに不透明なことも多く、
弊社のクライアント様のケースの場合、なかなかマレーシア入国に踏み切ることができていない状況です。

 

またアップデートがありましたら、このブログでシェアさせていただきます。

 

それではまた。

2020年8月15日

司法書士 熊木 雄介
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