ラブアン島での隔離を体験してきましたのでシェアします。

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こんにちは。
KSG Holdings Ltd.の司法書士 熊木です。

一週間ほど前から、出張でラブアン島へ来ております。
2021年7月1日以降、マレーシア全体の隔離ルールとは別にラブアン独自の隔離ルールが設けられており、私も今回経験しましたので、今後、ビザ受け取りやビザ更新のためにラブアンへ行かれる方のためにシェアさせていただこうと思います。

なお、ご注意事項としまして、今回の下記の記事は、あくまでも私の経験談というレベルのものであり、各項目について詳しく調べたうえでの情報ではありませんし、今後その時々でルール等も変わりますので、あくまでもご参考程度ということでお願い致します。正確な情報につきましては、ご自身が実際にラブアン島へ行かれるときに、その時の最新の情報をご入手頂きますようお願い致します。

 

1.ラブアン渡航前の準備

ラブアン渡航前に以下の手配が必要となります。

1)ラブアン到着日から3日以内のPCRテスト
2)警察署からの州間移動許可(Permission for Interstate Travel)
3)隔離のためのホテルの予約

1)のPCRテストについては、簡易なRTKテストでは不可とされており、PCRテストが求められています。

PCRテストは、多くの病院・クリニックが提供しており、日本人が多く住むMont Kiaraでも、ひばりクリニックや森のまちクリニックなどでも実施してくれています。私は今回は森のまちクリニックさんにお世話になりました。

料金は、私が調べた限りでは、一人あたり200リンギから400リンギ前後で、病院によっても違いますし、エクスプレスサービスを利用するかどうか、などによっても違います。
通常は、検査から結果がでるまでに48時間ほどかかるようなのですが、エクスプレスサービスの場合は24時間ほどで結果が届きます。私の場合、渡航日まで時間がなかったのでエクスプレスサービスを利用しまして、事前の説明のとおり、24時間以内にPDFで結果が届きました。
検査の際には病院へ行く必要がありますが、結果は電子データですので再度病院へ行く必要はなかったです。検査の所要時間は、午後の診察開始すぐの時間(午後2時)の予約であったこともあってか、到着後すぐに検査を受けることができまして、15分ほどで終了しました。

2)の州間移動の警察の許可に関しては、ラブアンへ行く前日に申請することが求められています。申請したその場ですぐに許可がでますので、こちらもそれほど時間はかからず、警察署到着後、許可取得まで30分前後で完了しました。
どの交番でもこの許可が申請できるわけではなく、基本的には警察署へ行く必要があるようです。Mont Kiaraで言いますと、1 Mont Kiaraショッピングモールの側に交番がありますが、そこではこの許可は扱っておりませんので、Desa Sri Hartamasにある警察署へ行く必要があります。
申請書は、こちらの記事を参考に、事前に申請書をダウンロードし、記入したうえで警察署を訪問しました。その他に必要な書類としては、申請書、パスポートの写真ページ、ビザのページ、航空券、ラブアン側の移民局の予約書をプリントアウトしたものをそれぞれ2部ずつが求められました。警察署でのプリントアウトやコピーなどは難しそうでしたので、事前にご自宅でご準備のうえ訪問されたほうがよいと思います。
警察署に到着した後、どの部署へ行けばいいかご心配かもしれませんが、警察署に到着した後、セキュリティーゲートなどで申請書を見せると必要な窓口をすぐに教えてくれましたので、その点は大丈夫です。
申請書や必要書類を窓口で提出すると、すぐに許可がもらえまして、申請書にパスポートや航空券などがホッチキス留めされ、それに警察がスタンプを押したものが許可書となり、クアラルンプール空港でのチェックインや、ラブアン到着時などの場面で提示が必要となる、ということとなります。

Desa Sri Hartamasの警察署入り口。

 

3)隔離のためのホテルの予約に関しては、
事前に直接ホテルに問い合わせをして、隔離のためのパッケージ(三食や洗濯などを含んだもの)の料金を確認して予約しました。Agodaなどのホテル予約サイトからの予約ですと、隔離のためのパッケージではなく通常の滞在の予約となってしまいますので、ご希望のホテルのウェブサイトから直接メール等で問い合わせていただくと良いと思います。
私の場合は、今回はDorsett Hotel Labuanを選択しまして、一日3食と一日3点の洗濯サービス付き&ベランダ付きの隔離パッケージが一泊350リンギほどでした。Dorsettホテルはラブアン唯一の5つ星ホテルで、これでも一番高い部類になるのですが、やはり隔離中にインターネットの接続が悪かったりすると仕事に影響がでますので、このホテルを選びましたが、一泊200リンギ前後で十分に設備が整ったホテルもありますし、インターネットの接続具合は到着前にしっかりホテルに確認してもらうこともできるでしょうから、それらのホテルでも良いかと思います。
なお、私がラブアンへ行く準備をしているタイミングでは、ワクチン接種の有無に関わらず10日~14日の隔離が求められていましたので、この時点ではひとまず10日の隔離パッケージを予約し、事前に支払いも済ませていたのですが、ラブアンへ到着した際にはワクチンを二度接種済みであれば5日の隔離でOKということになっていました。ただ、その旨を到着時にホテルに伝えましたら、ありがたいことに、すぐに隔離パッケージの予約を5日に変更してもらうことができました。

 

2.ラブアン到着後の隔離

ラブアン到着後に必要になることとしては、

1)空港到着時、空港にて隔離開始のための手続きを行い、手首にホワイトバンドを巻いてもらう
2)空港からホテルへ自分でタクシーで移動し、隔離開始
3)隔離期間終了予定日の前日にRTKテストを受ける
4)RTKテストの結果を受け取った後、所定の場所へ行き、ホワイトバンドを切ってもらう

ということが必要となります。

1)については、ラブアン到着後、他の乗客と一緒に流れ作業で行われますので、悩む場面も少ないと思います。空港で記入がもとめられる隔離のためのフォーム(Annex14)がマレーシア語表記のみなので若干難しいところですが、名前、パスポート番号、ラブアンでの滞在先の住所、電話番号、緊急連絡先を記入すればOKですので、なんとかなるかと思います。なお、この手続の際に、ラブアンでの隔離住所の記載が必要でしたので、やはり事前にホテルの予約は済ませておく必要があります。

2)については、上記のとおり、ワクチンを二度接種してない方の場合は10日の隔離が求められておりましたが、私はワクチン接種が二度完了していましたので(2度目の摂取からはまだ2週間経過はしていませんでしたが)、5日の隔離でOKとされました。空港からホテルまでの移動は自分でタクシーで移動します。ちなみに、隔離期間の起算日は到着日を含むとのことでした。

ホテル滞在中は、部屋から外に出ることはNGですので、三食は決まった時間に部屋の入り口の外の椅子のうえに置かれるかたちとなります。ホテルにもよるかと思いますが、私が滞在したDorsettホテルの場合は、洋食、マレーシア料理、中華料理とバランスよく、食事に関してはそれほど問題はなかったです。それとは別にルームサービスも頼めますし、もし必要なものがあれば、ホテルの人に頼めば手配してくれそうな雰囲気もありました(ホテルの担当者とはWhatsAppでやり取りもできました)。

3)のRTKテストについては、Clinic MembadaiというところでRTKテストを受ける必要があると言われていたものの、いくら調べてもそのような病院がなく、非常にわかりにくいです。
ホテルの人に聞きますと、Grab Carでklinik kesihatan labuanを検索してそちらへ行けば良いと言われたのですが、Google Mapでklinik kesihatan labuanを検索した場合とGrab Carで同クリニックを検索した場合とで全く違う場所が表示されますので謎なのですが、Grab Carでklinik kesihatan labuanを検索した際にヒットする方に指示どおり行きますと、その病院に面した駐車場がRTKテストの実施会場となっており、無事に受けることができました。
Google Mapで調べる場合はFederal Teritory of Labuan Health Clinicで検索して表示される場所がそれにあたるようです。ちなみに、Grab CarでFederal Teritory of Labuan Health Clinicを検索してもヒットがありませんでしたので、Grab Carで検索する場合はklinik kesihatan labuanで検索する必要があるようです。
このRTKテストは、それなりに混雑しておりますので、会場に到着後、完了するまでに1時間以上を要しました。屋外のテントで待ちますので結構暑いです。

 

4)のホワイトバンドの取り外しについても前日の検査を受けた際に説明が全くなかったですので、結構悩ましいものでした。どのようにして検査結果を受け取るか、ホワイトバンドはどのようにして外されるのか、翌日に電話が入ると聞いていたのですが、結局電話はかかってきませんでした。
隔離5日目の正午を過ぎても電話がありませんでしたので、ふとMySejahteraのアプリをみますと、いつの間にか検査結果が更新されており、無事に陰性となっていました。
ホワイトバンドをどのようにして取り外せばよいのかは記載されておらず、ラブアンの友人に聞きましたところ、所定の場所でホワイトバンドの取り外しを行っているので、そこで出向くことが必要とのことでした(検査結果が陰性であったからといって勝手に自分でホワイトバンドを切ることはだめです)。
ただ、その所定の場所というのがまた非常にわかりにくく、Grab Carで行く場合は、Dewan Serbaguna Labuanという目的地を設定してタクシーを呼び、そして、乗車後に運転手さんにホワイトバンドの取り外し会場へ行きたい旨を伝えますと、Dewan Serbaguna Labuanの側にある会場に連れて行ってくれる、というような次第でした。

下記の画像のような黄色の建物の外に、ホワイトバンド取り外しのための会場があります。全く混んでいませんので、到着後5分ほどで終わりました。

 

ホワイトバンドの取り外しを完了すれば、そこからは外出も可能となるとのことでしたので、隔離されていた期間としては、到着日、2日目、3日目、4日目、そして到着から5日目の午前まで、でした。到着初日はバタバタと終わり、そして4日目はRTKテストのために外出しバタバタしますし、5日目はホワイトバンドを午前中に外せば午後は外出できる状態になりますので、あっという間に終了したという感覚です。

 

・・・以上、ラブアンでの隔離に関するご報告でした。

マレーシアは国内の移動制限などを緩和していく流れに入ってはおりますので、
もしかするとラブアン側の隔離もまもなく撤廃されるのかもしれませんが、
いったん制限が解除された後、また将来的に状況次第では再度制限が設けられるというようなこともあるかもしれませんので、その際にも参考になるかもしれないと思い、ブログ記事にさせていただきました。
ご参照いただけますと幸いです。

 

それではまた。

2021年9月12日

司法書士 熊木 雄介
Email: info@office-kumaki.name

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