こんにちは。
KSG Holdings Ltd.の司法書士 熊木です。
ヨーロッパ出張からクアラルンプールに戻ってきました。
今のところ、年末まで海外出張の予定はありませんので、
クリスマス頃まではKLオフィスで仕事しております。
さてさて、
今回のヨーロッパ出張の目的は、
ヨーロッパでの「永住権(Permanent Residence Status)取得の調査でした。
ヨーロッパのひとつの国で永住権を取得すれば、
ユーロ内のその他の国にも居住&仕事できるようになるはずですので、
一番低いハードルで永住権を取得できる国とその中でも一番有利なスキームを提供してくれるエージェント/法律事務所をさがしており、
今回の出張でたくさんのエージェント&弁護士に会いまくってきました。
この話をクライアントさんいしますと、
「熊木さん、ヨーロッパへ移住するんですか!?」
と聞かれるのですが、
そのようなことではなく、
マレーシアや東南アジアも、今後、中長期ではどうなるかはわかりませんので、
「弊社の既存クライアントさん方の今後の選択肢を広げるため」というのが、まず目的の第一。
そして、
たとえば、私がヨーロッパで永住権をとれば、
その時点での未成年(未成年の定義は国によって違いますが基本的には18歳)の扶養家族や妻も同時に永住権を取得することができ、
子どもたちが成人になる前に私の扶養家族として永住権を取得してしまえば、
子どもたちは18歳を過ぎた後も生涯その永住権を保持できる、
ということですので、
子どもたちの将来の可能性を大きく広げることができる、というのが目的の第二です。
ヨーロッパの永住権があることで将来ヨーロッパでの就職は多少なりとも有利になるでしょうし(採用する側はビザ取る手間やコストがないので)、
それよりももっと私がメリットに感じることとしては、
ヨーロッパでいつでも働けるという心理が子どもたちの頭の片隅にあるだけで
子ども自身が自分の将来の仕事を考えるときなんかに、
無意識に自分でつくっている心理的な壁をはずして、より広い範囲から、自分のポテンシャルを活かせる場所を探すようになると思うのです。
永住権取得までに要する費用は、
投資する金額と諸経費込みで1000万円前後かかりそうですが(投資部分を除けば500万円前後)、
我が家は子どもが3人おりますので、3人がヨーロッパで働く権利を得るコストとして1000万円は有りな気がしています。
すでに弊社クライアントさんのお一人の方がこのスキームに進む方向で準備を進めております。
弊社クライアントさんでご興味のある方はお問い合わせくださいませ。
なお、
永住権取得の前にまずは5年ビザが発行され、その後に永住権に切り替えが可能になる、
というスキームですので、
この待機期間5年の間に法律が変わったりして永住権に変更できないというような可能性はゼロではないでしょうし、
その国がユーロから離脱してしまいますと、その国の永住権は手に入っても、他の国には住めないというようなことになる可能性もある、
というハイリスクなチャレンジのスキームではあります。
その点を自己責任でご了承頂ける方のみ、サポートさせていただこうと思っております。
また、
私が見た限りではまだ日本語ではまったく出回っていないスキームですし、
英語でもほとんど出ていないようですので、
このスキームについては、弊社の既存クライアントさんのみのご提供とさせていただきますのでご了承くださいませ。
それではまた。
2017年10月12日
司法書士 熊木 雄介
Email: info@office-kumaki.name
※ ご相談やお仕事のご依頼につきましては、まずはEメールにて、ご相談内容・ご依頼内容をお送りいただけますと幸いです。
※ 弊社は、毎月複数件のラブアン法人設立、就労ビザ申請、法人口座開設をお手伝いさせていただいております。また、我々司法書士には守秘義務がありますので、安心してご相談くださいませ。
※ 匿名でのお問い合わせや十分な情報をいただけないお問い合わせにはお応え致しかねます。あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。
<<ラブアン法人設立サポートのウェブサイトはこちら!>>
実績多数! ラブアン法人設立サポートサービス! (新しいタブで開きます。)