Mini-ITXサイズの小型ゲーミミング・デスクトップパソコンをマレーシアで自作!

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こんにちは。
KSG Holdings Ltd.の司法書士 熊木です。

先週末、またまたパソコンを一台組みました。

今回のマシンは完全にプライベート用として使うものでして、
マレーシアのロックダウン期間中、週末に趣味のサッカーができなかったので
子どもと一緒にフォートナイトというオンラインゲームをやっていたのですが、
いま自宅にある自作PCの他にもう一台、子ども用にフォートナイトが高解像度でスムーズに動かせるマシンがほしいと思いまして、
マレーシアのパソコンの聖地 Plaza Low Yat ( https://www.plazalowyat.com/ ) でパーツを買って組み立てました。

今回の自作のテーマは、

  • 小型ケース(Mini-ITXサイズ)に初挑戦
  • OSとSSD抜きで合計5万円~10万円あたりで ※OSとストレージは自宅に余っているものを使う
  • フォートナイトが高設定で140FPSが出せる構成
  • 娘からのリクエストでPCケースは白色

というもので、
事前リサーチの結果と、Plaza Low Yatで当日すぐに手に入るパーツとの兼ね合いの結果、
以下のような構成となりました。

 

CPU:  AMD Ryzen 3 3300X (540リンギ)

今回もIntelのCPUではなく、AMD社のCPUをチョイスしました。
4コア、8スレッド、ベースクロック3.8Ghz、ブーストクロックは ~4.30Ghzです。

Ryzen 3はIntelのCPUでいうところのCore i3 にあたる位置づけのCPUですが、
CPUの処理性能の指標となるベンチマークをみますと、
Cinebench R20のマルチスレッドのスコアで、
Ryzen 3300Xは約2400から2500、
Core i3 10100(=最新の第10世代のCore i3)が約2100~2200あたり
ですので、Ryzen 3 3300XがCore i3を10%以上上回っています。

それでいて、コストもCore i3 10100よりも若干安いので、コストパフォーマンスもGoodです。

あと、個人的にすごく重要なポイントなのですが、
CPUの外観がIntelよりもRyzenのほうがかっかいいです(下記二枚の画像の上がRyzen CPU、下がIntel CPU)。


ちなみに、
私の愛機ThinkPad X1 Carbon 2018年モデルは
Intelの第8世代ではあるもののCore i7 8550U を積んでおり、同じ4コア・8スレッドですが、
同じCinebench R20のベンチマークで、
わずか約1200ほどのスコアです(Ryzen 3 3300Xの半分)。

デスクトップのCPUはやはりパワーが違いますので、
Core i3と同等の位置づけのRyzen 3でさえも
ノートパソコン用のCPUのi7の倍のスコアが出ています。

 

GPU:  INNO3D GEFORECE GTX 1660 SUPER (1050リンギ)

本当はレイ・トレーシング対応のRTXシリーズのGPUにしたいところでしたが、
今回のテーマとして設定した予算5万円~10万円に収まらなくなってしまう可能性があったため、
一世代前のGTX世代で一番コストパフォーマンスが良く、フォートナイト目的であれば十分なGTX 1660 SUPERをチョイス。

ベンチマークソフトの3D MarkのTime Spyで計測したところ、
Graphic Scoreが5800弱でした。

 

Ryzen 3 3300XとこのGPUの組み合わせで、
フォートナイトのFHD、高設定で140GHz 前後を安定的に維持できています。
(最高設定であるエピック設定でも60GHzはでます)

 

PCケース: IN WIN A1 PLUS WHITE (900リンギ)

今回の自作テーマの中で最重要である小型PCケースは
IN WINのA1 Plus Whiteをチョイス。

PCケースの天板部分でスマホの無線充電ができる機能がついていたり、
普通は別途1万円前後だして買わないといけない電源もセットでついていたりするため、
900リンギもしました。

ケースにしては少し高めですが、質感が非常に高いので満足しています。

別の候補としては、
下記画像のもうひとつ小さいサイズで、取っ手がついていて、持ち運びできそうなケースもあったのですが、
このサイズにしてしまうと、
フルサイズのGPUが取り付けられないものになってしまうため、
小ささについては少し妥協して、このA1 Plusのサイズに留めておきました。

今回初めてのMini-ITXサイズで自作したわけですが、
配線のためのスペースがかなり狭かったり、
組み立てる順番を間違えるとどうやっても別のパーツがささらなくなり
再度ばらしてまた組み立てし直し、というようなことも発生し、
かなり難易度が高かったです。

自作を初めてされる方は、小型PCケースではなく、
やはり一度は通常のATXサイズのケースで一度トライして見るのが良いかと思います。

 

 

 

マザーボード:GIGABYTE B450 I AORUS PRO WIFI Mini-ITX  ( 550リンギ )

マザーボードはあまりこだわりはないので、上記の構成にあうマザーボードをPlaza Low Yat の店員さんに相談しながら、これに決めました。

無線WIFI、Bluetooth 5のレシーバーがあらかじめ搭載されているので、コスパもよく、パソコンの見た目もスマートです。

小型のマザーボードに高機能がぎっしりと詰まっている感じがかなり良いです。

 

 

メモリ: XPG GAMMIX D10 8GB を2枚(合計16GB: 150リンギ✕2枚=300リンギ)

ゲーミング用のPCなので、RGBで7色に光り輝くメモリをチョイス。

 

ストレージ、ディスプレイ、マウス、キーボード:

自宅に余っていた SSD等を利用したので追加コストは無し。

 

合計金額

ということで、
今回購入した全てのパーツを合計しますと 3,340リンギとなりましたので、
今の為替レートですと約84,000円。

自宅に余っていたSSDやキーボードなどを買ったと想定しても
OS以外で合計10万円ほどには収まると思いますので、
予算の範囲内におさまり、満足しております。

子どもが興味をもてばこのマシンで画像編集や動画編集もできないことはないですし、
必要があればGPUやCPUを交換すればさらに性能アップできます。

この記事だけを見た限りですが、
今のこのスペック(10万円以下)でも、動画や3D処理の性能は、値段が何倍もするMacbook Pro 16インチを上回っているかもしれません(もちろん、持ち運びできない点や、CPU性能などでは圧倒的に劣りますのでコスパ比較については何を重視するかによって結論が変わりますが)。

今回の自作PCはTime Spyのスコアが5800弱おありますので、圧勝しているように見えます。かつ、デスクトップPCの方が熱がこもりにくいため、発熱のためにマシンの能力が制限される場面も少ない点も魅力です。

 

次はさらに小型のPCケースに、グラフィック性能が高いRyzen 3 3400Gあたりを組み合わせて、
グラフィックボード無しのキューブ型PCに挑戦して見る予定です。

 

 

それではまた。

2020年6月27日

司法書士 熊木 雄介
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